オイラーの等式
これは”オイラーの等式”と言われるものです。
数学者界隈では最高に「数学的な美」であり、「最も美しい定理」らいしいです。
しかし、数学の式に美しさを覚えるってある意味フェティシズムなんだと思う。
ある数学者は、
「それを正しく考察された数学にあるものは真実のみではない。そこには至高の美、すなわち、彫刻が持つような冷淡で厳粛な美、人間の弱い性質が惹き付けられることなく、絵画や音楽の華麗な罠なしに、依然として崇高で純粋な、そして偉大な芸術のみが見せることができる強固な完成度の有能性を備えている。”真の歓喜の精神は、高揚、人類以上のものであるという感覚、最も卓越した優越性の試金石”であり、詩がそうであるように確実に数学において見つかるものだ」
とか、
「数は何故美しいのか。それはベートーベンの交響曲第九番がなぜ美しいのかと訊ねるようなものだ。君がその答を知らないのであれば、他の誰も答えることはできない。私は数が美しいということを知っている。もし数が美しくないのなら、美しいものなど何も無い。」
とか、言ったとか、言わないとか...。
”真の歓喜の精神は、高揚、人類以上のものであるという感覚、最も卓越した優越性の試金石”
”もし数が美しくないのなら、美しいものなど何も無い”
ここまで数字を愛せないと最高の定理を発見、証明なんてできないだろうな。
そして、そんな”数学を愛した博士”と、”最も美しい定理”が出てくる作品が、
博士の愛した数式
久しぶりにこの作品の話が出てきたので、ちょっとブログに書こうかと思いました。
初めてこの作品に出会ったのが、車に乗る仕事をしている時にカーラジオから流れてきた”ラジオ小説”でした。
とても面白い話だったけどずっと車に乗っている訳じゃないので話が飛び飛びで…、映画のDVDと、原作を読みました。
”交通事故で記憶が80分しか保てなくなった元大学の数学博士”(寺尾聰)と、”博士の家に雇われた家政婦の私”(深津絵里)と、”その息子ルート”(吉岡秀隆)と、”私の雇い主で、母屋に住む未亡人の義姉”(浅丘ルリ子)の物語。
ココロあったまったり、切なくなったり、考えさせられるヒューマンドラマの作品です。
久々に原作の文庫本を読み直し。
ここに出てくる博士も数字に心を惹かれた数学者で、数字への愛が溢れています。
その中でも最初に紹介した”オイラーの等式”がこの物語のキーポイント。
そしてオイラーの等式にはオイラーの公式の理解が必要で、
- 幾何学の、「円周の長さ ÷ 直径」の円周率 π
- 代数学の、「i × i =-1」となる数の虚数単位 i
- 解析学の、ネイピア数 e
この式をなんやかんややって、全く関係のない3つの値が
になり、それに1をプラスすることで、
と言う式になるのです。(全然わかってないけど)
それぞれ異なる3つがマイナス1を作り出し、そこに何か一つ増やすことで0(ゼロ)になる。
そう、この物語のように。
ちょっと興味わいてきましたか??(注意:こんだけ”説明した風”やけど”わかった風”なだけで全然わかってませんので数学得意な方。関係者各位すいません)
組合わせ爆発
昨晩は、お酒を飲みながら海の生物の話から、深海、海底の話、地球の話、宇宙の話と面白い話に花が咲きました。そこで”四色定理”や、”紙を100回折ると宇宙の広さになる”話、最後に”博士の愛した数式”が出てきて、本を読み返したくなり、このブログを書く事になりました。
こういう類の不思議な話が大好物なマスターですが、昔、こういう話でシュールな動画があったなと思い出しました。
それが”組合わせ爆発”の話。
おねえさんがフカシギの数え方を教えてくれます。
まぁ、不思議な気持ちになるので是非見てください。
では、この動画でお別れです。
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