イギリス レゲエ ジャングル ~ UK Reggae Jungle ~のお話。
長くなったので3回に分けて書いてます。
- イギリス文化と音楽
- UK REGGAE
- Aswad - Shine
- Aswad - Best Of My Love
- Apache Indian - Boom Shack-A-Lack
- Maxi Priest - Wild World
- 織田裕二withマキシ・プリースト Love Somebody
- イギリスレゲエの発展
- ジャングル、ラガジャングル
- BPM
- H Jungle with T"の”WOW WAR TO NIGHT
- Going Going Home / H Jungle with t
- FRIENDSHIP - H Jungle with t
- Johnny Osbourne - No Ice Cream Sound (Jungle Remix)
- 続きはこちら
- スパイス&カフェ ユニティーフェイス
イギリス文化と音楽
わたくしマスターが、ジャマイカの次に憧れの国であるのがイギリス、UKである。
イギリスのイメージと言えば、紅茶だったり、伝統の国(歴史のある国)だったり、ビッグベン、大英博物館、バッキンガム宮殿、今だったらハリーっポッターだったり。
なんとなく、白人の、古い歴史を重んじていて、男はジェントルマンで、みたいな…。
でも実は、思ってた以上に異国民が多くて色んな文化が混ざり合い独自に発展している国でもあるのです。
イギリスが気になるきっかけになったのが、レゲエを聴き始めてジャマイカにも興味を持ち始めた頃、ジャマイカの歴史も勉強していくと、その昔イギリスが統治していた時代があり結構イギリス文化が根付いていると知りました。
「イギリス文化が根付いている」と言うより、ジャマイカはイギリスから独立したといっても、現在”英連邦王国”の一つであり、ジャマイカの国家元首は”エリザベス2世”女王であります。
英連邦王国
ちなみに”英連邦王国”とは、イギリス連邦の加盟国でイギリスの王様、現在は”エリザベス2世”を自国の王にする”主権国家”の事をいい、現在16カ国あります。ジャマイカ意外にも”オーストラリア”、”バハマ”、”カナダ”、”ニュージーランド”、”パプアニューギニア”ほか、あまり聞いたことのない国々があります。以前は”アイルランド”、”インド”、”パキスタン”や、”南アフリカ”など他たくさんの国が加盟していたみたいです。
こうやってみると、やっぱり第二次世界大戦以前、イギリスの全身である”大英帝国”、”イギリス帝国”はものすごい力を持っていて、中国大陸にあった国”清”や、”元”、ユーラシア大陸北部を支配していた”ロシア帝国”、地球上の陸地の4分の1も支配していた”モンゴル帝国”よりも広大な土地を支配していたんですね。
そんなジャマイカとイギリスは切っても切れない関係であり音楽シーンでもイギリスが深く関わっています。かの有名な”ボブマーリー”も半分はイギリスの血が入っているし、90年代活躍したレゲエアーティスト”アスワド”もイギリス人だし、”アパッチインディアン“や、織田裕二と共演で有名な”マキシプリースト”もそうです。よく言われるレゲエのカテゴリーの一つ”ラバーズロック”もイギリス発祥だと言われています。
UK REGGAE
Aswad – Shine
Aswad – Best Of My Love
Apache Indian – Boom Shack-A-Lack
Maxi Priest – Wild World
織田裕二withマキシ・プリースト Love Somebody
イギリスレゲエの発展
先ほどの説明にもあったようにその昔、帝国と呼ばれていた時代世界中にイギリスの植民地がありました。その為、イギリス本土にもその植民地だった国の住人も住んでいます。その上移民など流れてくる住人もあり、日本と同じ島国でありながら多国籍国家なのです。
そんな訳でアフリカ系やカリブ系などの黒人さんもたくさん住んでいるらしくスカ、ロックステディ、レゲエなどもコミュニティ内で楽しまれ、イギリスからニュールーツと言われるものや、UKダブ、ラバーズロックなどがイギリスから生まれ、336の大好物”ジャングル”が生まれました。
ジャングル、ラガジャングル
ジャングルとは、レゲエなどのドラムパターンを倍速で再生し、ベースラインを強調したりしたダンスホールレゲエをよりテクノっぽくした進化版なのです。
ジャングルの面白いところは倍速のドラムパターンなのでスピードは、”BPM180”とか、”BPM190”とかスピードが早い。遅くても”BPM120”、”BPM125”あたりなんだけど、ドラムパターンを抜くとレゲエの気持ちいい”BPM60”~”BPM90”あたりになって、飛び跳ねてテンションアゲアゲで楽しめたり、ゆったりリズムに乗れたりと一曲で2倍楽しめる音楽なんです。
BPM
ここで豆知識。”BPM”とは、”Beats Per Minute”(ビート パー ミニット)の略で”一分間にビートを打った回数”いわゆる音楽のスピードの事です。数字が多ければ多いほど早いです。
このBPMは曲のジャンルや、時代や流行りにも関係してくるし、リラックス、高揚などにも関係してくるので気にしてみると面白いですよ!
昔はレコード聴きながら”BPMカウンター”を叩いてスピードを測ったものです。
懐かしのBPMカウンター。スピード測るだけの機械なのに高かった!!今はPCや、ミキサーが勝手に測ってくれてすごく便利な時代になりました。
ちなみに車や単車のメーターに書いてある”RPM”は”revolution(rotation) per minute”で、一分間に何回まわったか、いわゆる回転数の事です。
このジャングルって言うジャンルは1995年前後数年がピークで90年代後半には徐々にテクノ色が強くなり”DRUM&BASS”ドラム&ベースってジャンルに変わっていきます。
このドラム&ベースに変わりつつある時はまだ全てが”ジャングル”としてレゲエっぽいやつ、レゲエじゃないやつと分けていたんですがいつの間にか、”ドラム&ベース”、”ラガジャングル”と分類されていました。その後2000年に入り”ダブステップ”へと進化して行くのでした。
そんな訳で”ジャングル”というジャンルは一時期一世風靡!!まではいかないが、みんなが聞いたことあるぐらいは流行った音楽ジャンルです。
世界で一番売れたと言われているジャングルがこれ↓
H Jungle with T”の”WOW WAR TO NIGHT
皆さんご存知”H Jungle with T”の”WOW WAR TO NIGHT”ですね。これはシングル200万枚売れたって言うんだからすごいですね。続いてシングル2枚目の”GOING GOING HOME”もミリオンヒットですって!!
Going Going Home / H Jungle with t
そんな”H Jungle with T”次の年に出した3枚目シングル。
FRIENDSHIP – H Jungle with t
もうジャングルじゃなくなってます。H Jungleなのにジャングルじゃなくなります。
こういう所が小室さんのすごいところで流行りに敏感でジャングルに終わりを感じたのか、ただただジャングルに飽きたのか、3枚目シングルでJ-POP、小室サウンドに切り替えます。売れるミュージシャン、プロデューサーとしては大事な事ですね。
話をUK,Jungleに戻しましょう。
と思ったのですが長くなったので次回にいたします。
今回はここまでです。
オススメRegga Jungle↓
Johnny Osbourne – No Ice Cream Sound (Jungle Remix)
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スパイス&カフェ ユニティーフェイス
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