スパイス&ハーブ辞典「コリアンダー」
パクチーって言えば、タイ料理だとかの東南アジア、エスニック料理のイメージが強くて、好きな人と、嫌いな人がくっきりわかれるハーブですよね。
好きな人はくせになって”パクチニスト”なんてワードが出てくるぐらい流行りました!
大盛りのパクチーを乗せる店から、スナック菓子に、カップ焼きそばなどなど、あらゆる商品も発売されるほど。
しかし、苦手な人も多いですね。理由はあの匂い。カメムシの臭い。しかも鼻から抜ける感じ...。雑草を食べてるかのような...。
はい。僕もめっちゃ苦手でした!
しかし、何かのきっかけで食べられるようになると無くては寂しいハーブになると言う不思議。
そんなパクチーと、コリアンダーが一緒って知ってましたか??
なので今回はコリアンダーを勉強します。
コリアンダーはこんな植物
高さ25 cmぐらいで葉や茎に独特の芳香があるセリ科の一年草。
英名「コリアンダー(coriander)」
和名「コエンドロ」別名「カメムシソウ」と呼ばれることもある。
中華料理に使う中国語由来で生菜を「香草(シャンツァイ)」とも呼ばれ、別名「中国パセリ」(Chinese parsley)と呼ばれたりもするがパセリとは関係ない。
特徴・用途
中華料理、タイ料理、インド料理、ベトナム料理、メキシコ料理、ポルトガル料理などに広く用いられる。
主に完熟させた種子を乾燥させた物を「コリアンダー」と言い、スパイスとして使われる。
葉っぱの部分を料理で使うときは「パクチー」と呼び、種子と葉では異なった香りを持つ。
【種子の部分】甘く爽やかで、ほのかにスパイシー。
ピクルスや、マリネなどの野菜料理から、ソーセージや、シチューなどの肉料理、甘い香りを生かし、パウダー状にしてチャイやクッキー、カステラなどの焼き菓子にも使用されています。
カレー粉には欠かせない材料でもある。
【葉の部分】好き嫌いが分かれる原因の独特の香りを持つ。
サラダにしたり、生春巻きの具材にしたり、好きな人は様々な料理に使用される。
中華料理にも肉の臭み取りや、独特な香りで食欲増進などに使われる。
効能
コリアンダーには消化を促進し、食欲を増進させる効能があるといわれている。
葉(パクチー)は栄養価も高くビタミン類を豊富に含んでいる。
コリアンダーシードを使ったハーブティーはビタミンCやビタミンE、カルシウム、鉄などの栄養素を豊富に含んでおり、美肌作りに良いといわれる。
デトックス効果や解毒作用を持つ硫黄化合物も含むので、体内に溜まった重金属の排出にも役立つ。また、駆風作用により、腸内に溜まったガスの排出。