スパイス&ハーブ辞典「バジル」
バジルのイメージはイタリアンに良く使われて、トマトやチーズによく合い、ジェノベーゼソースでパスタや、ピザなど味でお馴染みですね。
家庭菜園でもたいへん人気があり、生育が旺盛で育て方も簡単なので、初心者の方が栽培するハーブとしても適しているそうです。
バジルはこんな植物
シソ科メボウキ属の多年草(日本では越冬できないので一年草として扱われる)。
英名:バジル(basil)
和名:メボウキ、目箒
インド、熱帯アジア原産のハーブ。
日当たりがよく、少し湿り気のある肥えた土壌を好む。
高さ30~60センチに成長する。
非耐寒性。
葉の収穫は春から秋頃まで。
バジルの特徴・用途
バジルには葉の形や色、香りが異なる様々な種類があり、各国で色々な料理に利用されている。
通常”バジル”と言うとスイートバジルを指すのが一般的で、他にもレモンバジルや、ブッシュバジル、ホーリーバジル、シナモンバジルなど150以上の種類があると言われてます。
バジルの種子はグルコマンナンを多く含むため、水分を含むと乾燥状態の約30倍に膨張し、ゼリー状の物質で覆われる。日本には最初、種子が漢方薬として輸入された。ゼリー状の物質により目の汚れを取り去る目薬とされ、メボウキ(目箒)の名称が付いた。
効能
バジルは鎮静作用があり、腹痛や吐き気、胃痙攣といった症状を鎮めてくれます。イライラをしずめて神経を落ち着かせたり、偏頭痛にも効くと言われています。
心身及び中枢神経の強壮作用があり、体のさまざまな機能を高めてくれる働きがあると言われています。