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お金と時間は稼ぎ方よりも使い方

YouTubeチャンネル【公式】西野亮廣エンタメ研究所を聞いてのインプットとアウトプット。

YouTubeチャンネル【公式】西野亮廣エンタメ研究所

今回は2020年3月11日にYouTubeに公開、2020年3月10日にVoicyで収録されたお話。

地方創生は何故ことごとく失敗するのか?-西野亮廣

軍師と兵法

今回の話は地方創生は何故失敗するのか?というテーマです。

そこで「お金」を「兵」として例えています。結論を先に言いますと「兵(お金)」の使い方を学ぶ事が大事。そして「戦略が必要」と言うお話です。

西野さんはまず自分の名前に入っている漢字『亮』の文字から三国志に出てくる諸葛亮孔明の話から入ります。

父親が孔明のファンで名前に『亮』の文字が入っている事。

父の趣味から歴史、戦国の本があり、小学2年から『三国志』歴史シュミレーションゲームをしてた事。

そこから軍師などを調べたりしていて名だたる武将に共通していることに気づく。

勝つより負けない事

孫武と孫子の兵法

軍師とは戦などにおいて君主や将に戦術などのアドバイスをする役割の人で、軍師によって様々な「兵法」が生まれました。

日本では戦国武将の武田信玄で有名な「風林火山」も元は「孫子の兵法」なのです。

「疾(はや)きことの如く、徐(しず)かなることの如く、侵掠(しんりゃく)することの如く、動かざることの如し」

この「風林火山」の全文が、

「故其疾如風、其徐如林、侵掠如火、不動如山、難知如陰、動如雷霆、掠郷分衆、廓地分利、懸權而動。」

故に其の疾きこと風の如く、其の徐(しず)かなること林の如く、侵掠(しんりゃく)すること火の如く、動かざること山の如く、知りがたきこと陰の如く、動くこと雷霆(らいてい)の如し、郷を掠めて衆を分かち、地を廓めて利を分かち、権を懸けて動く。

日本の有名な武将も引用する『孫子の兵法』を書いたのが『孫武』。

秦の始皇帝が中華統一するまでの物語を描いた人気漫画『キングダム』の時代、諸葛亮孔明が活躍した『三国志』の時代より昔の『春秋戦国時代』に活躍した軍師です。

西野さんが言う「勝つよりも負けない事」と「戦わずして勝つ」すなわち「孫子の兵法

戦わずして勝つ

【百戦百勝は善(ぜん)の善なるものに非(あら)ず。戦わずして人の兵を屈するは善の善なるものなり】

これは「百回戦って百回勝ったとしても、それは最善の策とは言えない。戦わないで敵を屈服させることこそが最善の策である」

すなわち、戦って勝ったとしても損害は受ける。連戦連勝したとしても勝つたびに損害を積み重ねいずれ疲弊する。だから戦わず勝つのが一番良いと言う意味です。

勝てない戦はしない

算多きは勝ち、算少なきは勝たず。而るを況や算なきに於いてをや。
吾此れを以てこれを観るに、勝負見わる(あらわる)

勝利の条件が多い方が実戦でも勝利するし、勝利の条件が少ない方は実戦でも敗北する。ましてや勝利の条件が全くない戦いは論外である。私はこの勝利の条件に基づいて観ているので、勝敗が目に見えるのである。

すなわち勝つための条件が整っていれば戦いに勝ち、条件が整っていなければ負けてしまう、という当たり前のことを言っていますが、考えもなしに戦ったり、戦略もなしに戦うなと言う事です。

兵法とビジネス書

この様な、分かっているようで理解していない、やっているようでやっていない事を兵法として書いているので、現在でも現代訳でビジネスや人生に活用できると、沢山の本が出版されています。

この「孫子の兵法」は数々の歴史上の人物に影響を与えていて『三国志』に出てくる『曹操』や冒頭で出てきた『諸葛亮孔明』、『武田信玄』、ヨーロッパでは『ナポレオン』、現代ではマイクロソフトの『ビル・ゲイツ』やソフトバンクの『孫正義』など多くのビジネスマンに愛読されています。

まとめ

今回の題材「地方創生は何故ことごとく失敗するのか?」の答えはお金の使い方を知らないから。

なので戦略をたてる事と、お金の使い方を訓練、勉強が必要。という事でした。

勉強になりました!


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