去年からのコロナ禍でこれからどう営業していこうかと悩む毎日。
今まで通りではやはり大変になると思い日々勉強。
国からの助成金、補助金などはやはり助かるしありがたい。
しかし、ニュースやメディアが伝える情報はごく一部で、調べると今の自分にあう救済処置は沢山ありました。
それを選ぶか否かは自分次第だけど知っているか知らないかでは大きく変わります。
そして去年最後に頑張ったのが小規模事業者持続化補助金(コロナ特別対応型)でした。
小規模事業者持続化補助金(コロナ特別対応型)
小規模事業者持続化補助金とは?
混同しがちなのはこの名前に似た助成金『持続化給付金』ではないでしょうか?
これは前年同月比で事業収入が大幅に減少した月がある事業者に緊急経済対策の一施策として、現金を給付する制度でした。
じかし『持続化補助金』というのは現金を給付する助成金ではなく、あくまで持続する為の施策経費を補助してくれるものになります。
なので、日本商工会議所や全国商工会連合会の支援を受けながら
経営計画(事業計画書、創業計画書)を作って申し込むのです。
売上が悪いから申請。
ではなくこれからどういう風に経営を立て直すか、コロナ特別対応型であれば「サプライチェーンの毀損への対応」、「非対面型ビジネスモデルへの転換」、「テレワーク環境の整備」のいずれか一つ以上の投資に取り組むこと前提として、『事業計画書』を書いて申請し、審査の結果その中の一部の人が採択されるというものです。
もともと今まであった補助金制度ですが今回は特別にコロナ特別対応型ができて初めて知り、申請してみました。
経営計画(事業計画書、創業計画書)
これまで活用させてもらった助成金でも初めての作業が多くて役所や商工会議所に行って書類を集めたり、免許書、通帳、確定申告書のコピーなんか何枚とったことか。
書類記入で大変だなぁ…って思っていましたが『小規模事業者持続化補助金』に関しては経営計画書なる作文が必要になります。
基本、日本商工会議所や全国商工会連合会の支援を受けながら申請する制度なので通ったり相談して書類を仕上げるのですが、今回はコロナ特別対応型というわけで商工会議所の書類が無くても直接申請ができました。
日本商工会議所や全国商工会連合会にも在籍していないので商工会議所の書類が必要事項で無くなったのはありがたいと思っていましたが、どう書いていいのかが分からず手探りで自分なりに調べて考えて仕上げました。
経営計画(事業計画書、創業計画書)のポイントとして、
- 自社の経営状況分析の妥当性
- 経営方針・目標と今後のプランの適切性
- 補助事業計画の有効性
- 積算の透明・適切性
などを考慮して長い時間かけて作成したので、ほんとは第3回目で申請したかったのですが間に合わず最終(今は延長で5回目もありました)の第4回目で滑り込みました。
実際去年は第5回まで実施され最終締め切りが2020年12月10日までで自分が申請した第4回目は2020年10月2日が締め切りで採択結果公表が2021年2月5日でした。
採択率は?
採択結果公表日なんて忘れて日々日常を過ごしていたら昨日ポストに青い封筒が入っていました。
本気で忘れていたので『何の封筒??』ってなり、どきどきしてよく見てみると『日本商工会議所 小規模事業者持続化補助金 事務局』の文字が‼‼
あ~結果発表や!
そしてさっきよりドキドキして開封。
採択通知書には『厳正な審査を行った結果、採択となりましたので、その旨通知します。』
採択されました!やったー!
この後まだ書類など作成、提出はあるもののとりあえず一安心。
そして気になるのが今回の採択率。
1回目2回目が多くの人が採択され、3回目の採択率が一気に下がり4回目は厳しいんじゃないかと色々言われていました。
そして第4回目の採択率は『29.3%』
やっぱり下がっていました。
第1回目の採択率は『81.6%』
第2回目の採択率は『81.3%』
第3回目の採択率は『33.9%』
第4回目の採択率は『29.3%』
と回を重ねるごとに減っていました。
その中での採択なので嬉しいです。
次は交付決定通知書
こうやって書類作成のノウハウは沢山調べたんですがその後の事はよくわかりませんでした。
調べていくと次は『交付決定通知書』が届くらしいです。
その後新たに書類作成提出→申請した設備品購入→また書類申請→補助金もらえる。
という流れらしいのです。
これまた『交付決定通知書』が届くのに1ヵ月程かかっただとかの情報もあり気長に待つことにします。
多分また忘れたころにポストに封筒が入っていて『何の封筒??』ってドキドキするんだろうな。
だけど改めてこういう補助金が無ければ手を付けなかった事にチャレンジできるのはありがたいです。
日々の経営は大変だけど新しい事をするってワクワクしますね。