さて、前回はわたくしマスターがイギリスに興味を持つようになったきっかけと、イギリス、ジャマイカの関わりの歴史、ヒットしたイギリス系アーティストの紹介と、ジャングルとは…で終わりましたので、今回はその続きです。
UKレゲエとジャングルのアーティスト
やっぱりダンスホールレゲエが好きでイギリスと言えばこの人が真っ先に思いつきました。
さて、誰でしょう??イギリス代表のレゲエセレクターといえば。。。
はいそうです。”ラディガン”です。
正式にはロディガンなんですかね?!(ラディガンにしか聞こえへんねんけどなぁ)
”デビッド・ロディガン”(David Rodigan)
1951年生まれの御年69歳(2020年12月の年齢)。
イギリスの勲章で経済人、文化人、芸能人、スポーツ選手や社会奉仕活動等を対象に贈られる”大英帝国勲章”の”MBE”を受章。
豆知識:日本人の大英帝国勲章者
ここで豆知識:ちなみに日本人でこの大英帝国勲章のランクでMBEの勲章を受章しているのは”真田広之”さん。1999年頃にイギリスの舞台に出演していて演技力と共に、日英文化交流の架け橋として評価され、が2002年に受章しているらしいです。今ではアメリカなどでも活躍し、日本を代表する”ハリウッド俳優”なんですって。「(日本映画と海外映画の)壁のない時代を作りたいから」を理由に海外で活動してるんです。ジャンルは違うけどジャマイカ人じゃなく、黒人じゃなく、白人でダンスホールレゲエシーンを盛り上げてきたラディガンみたいでカッコイイじゃないですか。
話を戻しまして、職業はイギリスのディスクジョッキーであり、俳優なんですって。
そしてレゲエのセレクターですね。
その昔まだハードディスクレコーダーや、DVDなんてなかった時代に、仲間内からまわりまわってもう誰の物かもわからないボロボロで映像もくたびれたビデオテープで始めて”ラディガン”を見たとき白人が黒人相手にレゲエで盛り上げてるのを見て衝撃を受けた思い出があります。
今となってはグローバルに色んな国の人達がジャマイカや、世界のレゲエシーンで活躍してたり、自分の知識も広くなったり、膨大な情報が簡単に手に入る時代になって驚くことの方が少なくなったけど、その当時は”レゲエ=ジャマイカ、黒人!”って言う偏見があったからびっくりしました。
その後、レゲエのセレクターをやり始め、色々勉強するようになり、レゲエシーン特有の”サウンドクラッシュ”と言われるものの世界大会とかで”ラディガン”が出場してたのでどうしてもクラッシュのイメージが強いです。97年には”キラマンジャロ”(いわゆるジャーロ)の”チューパー”とクラッシュしてますね。チューパーもカッコイイセレクターです。
Sound Clash
クラッシュといえばやっぱり日本人として99年のクラッシュの世界大会で日本サウンドが優勝したのが記憶に深いです。しかも2つの大会でどっちも日本人だという…。
9月にイギリスで行われた”GLOBAL CUP”では”ジャッジメント”が優勝。それに続き、アメリカの”WORLD CLASH”では”マイティークラウン”が優勝。
それはそれは、日本のサウンド好き、レゲエ好きが沸いた年でしたね。
特にこの頃からマイティークラウンは世界のクラッシュの常連になって日本サウンドの知名度を底上げしたのは間違いないでしょう。(注意:断っておきますがそれ以外にも海外で頑張っている(た)日本人でレゲエシーンを支えていたり、盛り上げている人達はたくさんいます)
またまた話がそれたので戻します。
そんなラディガンは”Shy FX”や、”Chase & Status”と組んで”REBEL SOUND”としてイギリスで行われるクラッシュ”RED BULL CULTURE CLASH”に参加しています。
”Shy FX”、”Chase & Status”、”REBEL SOUND”、”RED BULL CULTURE CLASH”の説明しようと思ったけど、また長くなったので次回に説明します。
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