最近流行りのグルテンフリー。
なんとなく聞いた事あるってレベルの人も多いでしょう。
僕も気にするまで『小麦粉食べない健康法でしょ』ぐらいにしか思ってなかった。
自己免疫疾患の方の対策として生まれたとは調べるまで知りませんでした。
グルテンフリー
そもそもここ最近よく聞くグルテンフリー。
誰が言いだしたのか??
それはヨーロッパの国セルビアの首都、ベオグラード出身の男子プロテニス選手『ノバク・ジョコビッチ』が『グルテン不耐症』だった為、食事を改善したところ成績も急上昇し瞬く間にトッププレーヤーになったと言う話から一躍脚光を浴びた事で広まったらしいです。
その話は彼の著書『ジョコビッチの生まれ変わる食事〜あなたの人生を激変させる14日間プログラム』に詳しく書いています。
グルテンとセリアック病
セリアック病またはシリアック病(coeliac disease または celiac disease)は、ムギ(小麦・大麦・ライ麦など)に含まれるタンパク質の一種であるグルテンに対する免疫反応が引き金になって起こる自己免疫疾患である。
Wikipedia – セリアック病
もともとグルテンフリーと言われる食事法はセリアック病の方に適応するグルテン除去食の事でした。
グルテンとは、ムギ(小麦・大麦・ライ麦など)に含まれるグルテニンとグリアジンという2種類のたんぱく質が絡み合ってできたもの。
小麦粉に水を加えてこねることで、グルテニンの「弾力はあるが伸びにくい」性質と、グリアジンの「弾力はないが粘着力が強くて伸びやすい」性質が結びつき、こねればこねるほど弾力と粘り気のある生地ができあがります。
なので小麦粉を使うとろみ、弾力、粘り気がある料理にはグルテンが入っています。
セリアック病は 「小児脂肪便症」、「グルテン過敏性腸症」、「グルテン不耐症」 とも言われ、腹痛と慢性の下痢、ひどくなると 全身倦怠感や貧血などのケースもあるみたいです。
このグルテンというのは耐性がないと消化と吸収の働きをする小腸などを傷つけて炎症をおこします。
小腸は食べたものの消化や、栄養吸収を関わる所でそこが不調になると消化・吸収不良をおこし、ビタミン、ミネラル等がきちんと吸収されないといたるところに体の不調がおきます。
慢性的な便秘や下痢などのお腹の不調、頑張りが利かない、寝ているはずなのに寝起きが悪い、日中も頭がすっきりしなくて頭の回転が遅いなど、気が付かない間に内蔵がダメージを受けている場合もあるので、こんな症状のある方は一度グルテンフリーを試す価値があるかもしれない。
グルテンフリーのメリット、デメリット
このグルテンフリーのメリットはなんでしょうか?
小麦を使った料理を制限する代わりに得られるもの、気になりますね。
- まず、第一に全員が効くとは限らないという事。
- 少なからずグルテンが影響して体が不調になる人(軽度、重度関係なくグルテン不耐症の人)に効果がある。
- それを確かめる為に一度グルテンを摂取しない生活をしてみるのもあり、と言う事です。
ではこの事を踏まえてメリットは、
- 胃や腸の調子が回復し、便秘・下痢の解消
- 栄養吸収が回復し、疲れがとれる。
- 栄養吸収が回復し、様々な炎症が治る
- 栄養吸収が回復し、美肌効果、老化防止、美容に良い。
などなどメリットは沢山!!
なんて健康法を勧める人は多いですが調べれば調べるほど、まずはグルテンによって害をなしていた身体が正常に戻ると言う事でしょう。
それにデメリット調べても食べるものに気をつけるとか、小麦商品に入っているビタミン、ミネラル、食物繊維不足が挙げられてますがこれもバランスの良い食事をしていれば問題ないでしょう。
カレーにはグルテンが沢山入ってる?
カレーにはまって勉強していくと市販のカレーのルーには大量の油と小麦粉が使われているという事。
家庭でよく使われる欧風カレーは大量の小麦粉を使っています。
しかしここ最近『グルテンフリー』を耳にするようになってから『グルテンフリーのカレー』もよく販売されています。
海外、特に欧米ではベジタリアンなども多く、ナチュラルフード、オーガニックを好む人も増えています。
その為 「GLUTEN FREE(グルテンフリー)」 表記の商品も多いそうです(注意:グルテンフリーと言っても全く入っていないのではなくEU,USAの場合 グルテン濃度が20ppm未満なら表記可能だそうです)
そんな訳でここ最近流行りのスパイスカレーなどのサラサラのカレーではグルテンフリーだとか、健康的だとか言われています。
当店のカレーは欧風カレーとスパイスカレーの間ぐらいでサラサラカレー。
若干の緩さが欲しいので少量小麦粉を使っていましたが、このグルテンフリーを気にしてから小麦から米粉に変えることによってよりグルテンはなくなりました。
人によっては『グルテンフリー』は体の炎症が治るといって、花粉症や、アトピー性皮膚炎などにも効くという人もいてます。
こういう健康系は人それぞれ、体質、環境などで全てがあてはまらないので自分にあった物を見つけてください。
そして、あくまでバランスの良い食事と、運動など生活改善も必須だと思います。
グルテンフリーを調べてたら牛乳などの乳製品に入ってる『カゼイン』も同じような悪さをするので一緒に控えたほうが、、、なんて言われたら食べるもん少なくなる一方です。
食べてはいけないものばかり並べると食べられないものばかりになりかねませんよ。
今回調べたものをまとめてみました。
なんせ、飽きるまでグルテンフリーで生活してみようと思うマスターが居てるお店はこんな感じ↓
ホームページ : https://dj336.com/kissauf/
食べログ : https://tabelog.com/osaka/A2705/A270501/27095574/
ツイッターやってます!店のスケジュール、最新情報、マスターの気持ちをつぶやいてますのでフォローお願いします! https://twitter.com/kissauf