スパイスカレーを作りたい!
そう思って調べたらクミン、コリアンダー、クローブ、ターメリック、チリペッパー、シナモン、カルダモン、ブラックペッパー、ガラムマサラ…などなど。
沢山ありすぎてわからない。
スパイスカレー作りに欠かせないスパイスは、香りはもちろん、種類によって効能も特徴も異なります。
だけどメインのスパイスはほんのひとにぎり。
最近、料理研究家なる人がスパイスカレーは3種類のスパイスで作れます‼‼なんてやっていますがそのうちのひとつが『クミン』になります。
そんなクミンの事を勉強していきましょう。
クミンはこんな植物
別名は馬芹(うまぜり、「ばきん」とも読む)ジーラ(ジェーラ)。
原産地はエジプト、中東から東はインドまでひろがる地域に自生。
地中海沿岸東部原産の一年生または二年生の草本で、高さは20-40 cm程度。
種子は5~6mmの長楕円形で縞模様がある。
同じ種でも栽培される条件によって香りや形質に違いがある。
特徴・用途
カレーに特有の香りとわずかな爽やかさを与え、カレー粉やチリパウダーに欠かせないスパイス。
アフリカ、中近東、中南米、アジアなどの世界各地で肉料理、野菜料理、煮物、炒め物、パンやチーズなどとても幅広く使われる。
インド料理ではスタータースパイスとしても有名。
トルコ料理、ウイグル料理、ポーランド料理、レバノン料理、モロッコ料理、スペイン料理でも非常によく用いられる。
メキシコ、アメリカのチリコンカンなどに用いられるチリパウダーに配合されたり、アフリカのクスクスにも使われる。
香りの主成分はクミンアルデヒドである
効能・効果
薬用としてはインド、ヨーロッパでは健胃薬や駆風薬、利尿剤となると言われている
消化を助け、胃腸内のガスが溜まるのを防ぐ作用があるともいわれている。
クミンの歴史
最も古くから栽培されているスパイスの一つと言われ古代エジプト時代には王や貴族を死後ミイラ化して保存する為に、防腐剤としてアニスなどほかのスパイスと共に使われていた。
古代ギリシアや古代ローマでは薬用や美容、食卓に備え付ける薬味として用いられていた。
中世期に至り、コロンブスの新大陸発見後、クミンはスペインからメキシコへ渡り数多くのメキシコ独特の料理のスパイスとして用いられるようになる。
メキシコからさらにアメリカに伝わり、南部諸州の料理に影響を及ぼした。
【スパイス&ハーブ辞典】スパイスの歴史とスパイスのお話
今では自由に手に入るスパイスも昔は金銀財宝の価値があり、スパイスが原因で戦争まで起きていました。
人の歴史と切っても切れないスパイスの歴史と各スパイスのお話を集めました。
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